その名前がマイクを通してスピーカーへと流れ出た瞬間、 頭に強すぎる、衝撃を受けた。 いままで味わったことのないほどの。 流れ星でも、当たったみたいな、 激しくて、チカチカする、まばゆい衝撃。 視界が真っ白になって、体が前へと倒れていく。 「凛!」 最後に聞こえたのは、あたしを呼ぶ、清春の声だったのに、 なぜか、別の人の声のように感じた。 : . * 。 ・ + . 。 * ・ .