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【××××日６月18日】
今日はるいちの家で勉強した。
テスト準備期間で、サッカー部が休みだから、数学を教えてもらった。
相変わらず教え方に愛がなくて、全然わかんない。
勉強できるくせに、なんで教え方が下手くそなんだろう。
勉強のあと、晩ご飯をごちそうになった。
やっぱりおばさんのご飯最高！
いいって言ったのにるいちが家まで送ってくれて、友也が大興奮してた。
なんであたしの弟は、こんなに意地悪な奴が好きなんだろう。
明日は家で勉強することになった。
なんだかんだ文句言いつつ、勉強教えてくれるるいちは、根はイイ奴なんだと思う。
愛がないけどね。
がんばって、数学良い点とろう。
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何気ない日常を綴った日記。
明日が来ることを、当たりまえのように書いているけれど。
これで、この日記は終わった。
次の日あたしが死んで、続きを書かれることは、２度となくなった。
それから15年、この狭い引き出しの中で、日記は眠り続けてたんだ。
あたしは日記帳をギュッと、抱きしめた。
放しがたい。
これだけは。
