すると、真樹が 「あ……」 自らの手を、伸ばした。 その手は悠生を抱き、弱々しく真樹の胸元に抱かれる。 …どうしたのだろう… 俺と華織は、ただ見守った。 直後、 「…生きてる…」 真樹の瞳から、希望の涙。 悠生は「うー」と、真樹のネクタイを握っていた。 生き…て、る?