谷口君としばらく睨み合う柊兄。


また空気が更に重くなったよー。


「谷口君、春菜を泣かしたら殺すよ…?今から手を引いたら?」


「はぁ? 泣かさねーし…。お前らこそ近寄んな。」

「「…んだと?」」

「止めろって…、ハル、コイツ知らないのか?」


ダイとカイの頭を押さえて面白そうに聞く。


「言おうとしたら…ダイ達が…。」


谷口君が訝しげにしてる。

「俺達は兄弟だよ。」

「!!……それでも触るな…。」


双子達は目を吊り上げ怒っていたが、柊兄は爆笑してる。

とりあえず、落ち着いたのね…。