別の場所

という表現には
何だか違和感があった。


どこからどう見ても

ここは私が住んでいる町である。


しかし、人がいない。

電波状態に関わらず
知人には電話が繋がらない。

昨日、酒屋さんに置いてきたお金も
そのままだった。



敢えて言うなら

「別の世界の同じ場所」

そんな気がする。


私が一昨日までいた世界とは決してリンクしていない

しかし、どう見ても

同じ場所。