「その人狙ってるの(笑)?」

半ば呆れ気味に聞いてみる。

「んーとりあえずかっこいい止まりだよ♪」

チャラいなぁ、もう。

菜実を見て苦笑いしてるあたしに

クラスメイトが声をかけてきた。

「遥輝君が呼んでるよっ☆」

教室のドアに寄りかかっている

あたしの愛しい人。