死に対して恐れを抱かない僕が、恐怖を感じた瞬間。 「えっ……と、じゃー東雲の席は……」 「せんせーっ、千廼原君の隣が空いてまーす」 アホの雨川が見渡しながら席を探しているとDQNの笠原がご丁寧にでかでかと提案する。 まぁいいさ、なんといっても彼女は美人なのだから。