幸 梨呼side

幸は逝ってしまった。残されたあたし・・・・.
幸のお母さんが私に手紙をくれた。

《梨呼へ
泣いていないか?この手紙を読んでくれてるって事は、俺は梨呼のそばにはいないってことなんだろーな。
死ぬまで梨呼のそばにいられなくてごめん。でも、俺は梨呼の心の中で行き続けてる。だから、幸せになれよ。
梨呼。俺はお前と出会えて初めての感情、初めての体験をした。
おれは、最初で最後梨呼をすきになれて良かった。
おれは、先に天国へ逝って、梨呼をまってる。
今までありがとう。
梨呼、愛してる。

幸》


幸は、私と同じ気持ちだったんだ。