「だけど、ちょうど良かったよ。 みんなに、報告することあったけん」 にっこり笑ってそう言ったのは、美羽だった。 「えっ、報告って何? 何かあったの?」 結花が興味津々の顔をして、美羽に迫る。 千晃も絢子も不思議そうに、美羽の言葉を待つ。 「えっと、実は……赤ちゃんが出来ました」 「えっ!?マジで?」 「マジだよ。しかも、双子です」 美羽の発言に、みんなが驚いた。 そして、喜んだ。