SEASONS【完】




「わぁー、美味しい」




一口食べると、美味しくて夢中で食べた。


目の前に誰がいようと気にも止めずに。


理由が何であれ、滅多にない機会だ。


だったら、食べないと勿体ないと思う。




「本当に、美味しそうに食べるね」




クスクスと笑いながら言われた。



それを聞いたとたん、恥ずかしくなった。


急に、目の前にいる人物に意識が集中してしまい、食べれなくなった。




「そ、そんなことより、何でここにいるんですか?
話してくれるんですよね?」




恥ずかしさを隠すように、視線をそらして聞いた。