アタシは、それを聞いて安心した。 「そっか。 なら良かったぁ」 「千晃の言葉には、説得力あるなぁ」 結花が感心したように言う。 それには、アタシも美羽も頷く。 「そんなことはいいけど、遊びに行くの? 今のとこ、そこでしか会えないんでしょ?」 千晃の言う通り、2人でどこかで会うほど仲良くない。 俊介くんのバイト先であるゲレンデに行かないと会えない。