「あと、さっき彼の話しをするときに、目がキラキラしていたよ。 まぁ、気付いてないと思うけど」 「キラキラしてた? 気のせいじゃないの?」 アタシは、全然気付いていない。 そんなにキラキラしているつもりはなかったけど。 「気のせいじゃないけん。 無意識に探しているぐらいなんだけん、凄い会いたい人なんでしょ?」 結花は、すぐに否定した。 だけど、確かに無意識に探していたかもしれない。 会いたいと思ったのは、事実なんだし。