SEASONS【完】




そんな様子を、切ない、いたたまれないような表情で見ていた。




「ごめんなさい……」




電話を終え、彼のとこまで戻ると、謝った。


何に対して謝ったのか自分自身でも分からないけど、気付いたら言葉にしていた。




「何で謝るの?
悪いのは、オレだよ?」




今度は目を合わせて、笑顔で言った。


あたしは、その笑顔にほっとする。



だけど、実際の想いは全然分かっていなかった。