SEASONS【完】




ただ少し、言ってみたかっただけ。


横目で彼を見ると、微かに笑っていた。



そんなことをやっていると、食事が運ばれて来た。




「いただきます」




彼が頼んだものだけど、了承を得ずに、勝手に食べた。


それに続いて、加藤くんも食べ始めた。


それから、自然と仕事の話しになった。




「なぁ、あれってあの条件で良かった?」



「あ、うん。
だけど、新たに別の条件つけられた」