とりあえず仕事は真面目に、私情を持ち込まずやろうと決めた。 彼が来た時も同じように。 「何だ、普通じゃーん」 昼休憩に屋上にいると、佐奈が話しかけてきた。 「何が?」 「金曜のことー。 でも、何で千晃が彼氏作らないのか分かったよ」 「……佐奈は、普通にその話題に触れるんだ」 うちは呆れるように言った。 他の人は気を使ってか、一切その話しはしない。