捻くれているかな? だって運命があるなら、うちはいつ出会うの? 結婚した相手が運命の人なわけ? それって、ただの後付けじゃん。 それに、離婚する人だっている。 だから運命なんて、信じない。 「ねぇ、もう1回告白とかしないの?」 不思議そうに美羽は聞く。 「玉砕するよ。 そしたらうち、死ぬよ?」 「大袈裟だよ~」 笑いながら言う。