「10年経っても、まだ好きなんだねー」 「美羽っ!」 急いで持っていたジュースで頬を冷やす。 確かに顔が熱い。 イヤ、顔どころか全身が熱い。 久しぶりに会って分かった。 やっぱりうちは、彼を忘れられていないんだ。 彼、加藤直哉は中学の時のクラスメイト。 そして、同時の好きな人だった。 2年の時、初めて同じクラスになって、一目惚れした。