SEASONS【完】




久しぶりすぎて、あまり上手く話せない。


目も合わすことが出来ない。




「おい、直哉。
行くぞ」




少し離れたところから、彼を呼ぶ声が聞こえた。




「分かった!
じゃあ、またな」



「あ、うん」




緊張したせいで、自分から何かを話すことが出来なかった。


いなくなった今でも、まだドキドキしていた。




「千晃、顔真っ赤だよー」




美羽がニヤニヤしながら言う。