「うん、そうみたい。 まぁ、元々人混み嫌いだから、休みだとしても行かないと思うけど」 美羽と彼氏は、高校の時から付き合っていて、もう7年近く経つ。 長いなとしみじみ思う。 うちにとっては、未知の世界だった。 「それじゃあ、今日は女2人で騒ごうか」 「賛成ー!」 こうしてうちらは、賑やかな祭りの中に入って行った。 そして、片っ端から屋台を回っては買って、食べていた。