おじさんって言うな! 〜現役JKに恋した三十男の物語〜

「違うの! ああ、もう、どう言えばいいのかなあ。要するに、大人の振りしたり、自信満々な男より、河村君のように誠実で飾らない人の方が本当は素敵なんだって、漸く気付いたの」


 そう言って金沢は熱っぽい目で俺を見た。これってつまり、告白か?


「ねえ、私の事嫌いじゃないなら、付き合ってよ?」


 やっぱりか……


「いや、実はさ……」


 俺はここでさっき自覚したばかりの有希の事を、打ち明けようと思ったのだが……


「実は、なに?」


「うん……」


 “ひとまわり下の高校生を、好きになっちゃったんだよね”と言ったら、金沢はどんな反応をするだろうか……