クソッ!
もう我慢できねぇ。
「俺の有希に触るんじゃねぇー!」
そう叫ぶと同時に、俺は物陰から飛び出した。委員長のようにヌッとではなく、ダッとだ。
嫌がる有希の顔に無理やり顔を近づけていた委員長は、俺の声に驚きこっちを向いた。例の細長い顔を。
あと1~2秒遅れていたら、有希の唇は委員長のクソッたれに奪われていただろう。
『お、おじさん……?』
それは可愛らしい有希の声と、可愛くもなんともない委員長の声が重なったものだった。
だから……おめえ(委員長)は、おじさんって言うなっつーの!
もう我慢できねぇ。
「俺の有希に触るんじゃねぇー!」
そう叫ぶと同時に、俺は物陰から飛び出した。委員長のようにヌッとではなく、ダッとだ。
嫌がる有希の顔に無理やり顔を近づけていた委員長は、俺の声に驚きこっちを向いた。例の細長い顔を。
あと1~2秒遅れていたら、有希の唇は委員長のクソッたれに奪われていただろう。
『お、おじさん……?』
それは可愛らしい有希の声と、可愛くもなんともない委員長の声が重なったものだった。
だから……おめえ(委員長)は、おじさんって言うなっつーの!



