向日葵



保健室に戻ると、あやはオレが戻ってきたことに気づいたらしい


「ゆケホッケホッ…うケホッケホッゼーケホッ」

頼むからもうしゃべるな!


「しゃべらなくていいから!
口開けられる?」


そう言うとあやはがんばって口を開けた


苦しいときに口を開けるのほど、大変なことはない