プルル・・・プルル・・・ 何度無視しても鳴り続ける電話。 もう・・・いやっ・・!! 耳を両手で塞ぎ部屋の隅にしゃがみこんだ。 いくら、耳をふさいでも指の隙間から漏れてくる電話音。 私は何時間もその、恐怖に耐えた。