私は恐怖を感じて小走りで部屋の前に行き、直ぐに鍵を開け部屋に入った。 パパッと靴を脱ぎ、自分の部屋に入る。 すると。 プルル・・プルル・・・ 部屋中に固定電話の音が響く。 今はそういう気分じゃなかったので、只、鳴り止むまで待っていた。 ツー・・ツー・・ツー・・ やっと・・止まった。