「貴方がいきなり消えたものですから、皆心配してますよ。」
「ごめんなさい・・。」
そうえば私、皆に何も言わないで突然飛び出しちゃったんだ。
と、今更思い出し反省タイム。
「・・・・で、何でこんなところに居るんですか?」
「あっ、シロツメグサの花の冠・・作りたくて・・」
シュンと小声で言う。
「あぁ、それなら私作り方、知ってますよ。」
「本当に!?よかったら、教えてよっ!!」
と、いきなり興奮気味に目をキラキラ輝かせて言う私。
だって・・・来たわいいけど、作り方わからないんだもの。
「・・良いですよ」
流石に断れ切れなかったのか優はにこやかに言った。



