地味女が巻き込まれました。【下完】



「貴方がいきなり消えたものですから、皆心配してますよ。」



「ごめんなさい・・。」




そうえば私、皆に何も言わないで突然飛び出しちゃったんだ。




と、今更思い出し反省タイム。




「・・・・で、何でこんなところに居るんですか?」


「あっ、シロツメグサの花の冠・・作りたくて・・」



シュンと小声で言う。



「あぁ、それなら私作り方、知ってますよ。」


「本当に!?よかったら、教えてよっ!!」


と、いきなり興奮気味に目をキラキラ輝かせて言う私。


だって・・・来たわいいけど、作り方わからないんだもの。



「・・良いですよ」



流石に断れ切れなかったのか優はにこやかに言った。