薄い布越しに伝わってくる廉の熱。 体の色んな場所の肌が触れ合っている。 廉への恋を自覚してから廉が触れた場所は直ぐ熱を持ち滅茶苦茶意識してしまう。 今なんてもう完全に茹でたこ状態。 はぁ―・・・ この体制恥ずかしすぎるよ・・・。 どうにかならないかと体を引き剥がそうと頑張るがびくともせずに気持ちよさそうに寝ている。 「ククッ・・」 何処からともなく吹き出すような笑い声が聞こえる。 ・・・・・れ・・ん。