エレベーターは遅かったので私は一気に2階から7階へと階段をかけ上った。 病み上がりの体でいきなり速く走るのはさすがに・・つらい。 フラッ 7階にやっとついたというのに足元がフラつき体が後ろに倒れて行くのがわかる。 やば・・・っ・・! 思わず目を瞑る。 ボフッッ 倒れかけていた私は、誰かに抱き抱えられ支えられる。