―――― ―――――― そう、それは今日みたいに太陽がサンサンと照りつける快晴の日。 初めての海で興奮していた私は我を忘れて遊び沖の方に流されてしまって・・溺れた。 「あんまり心配させんなっ!!ばあかっ!!」 「う゛っう゛っ・・・怖かったようっ・・・!」 今みたいに海の上で大声で泣き叫ぶ小さい頃の私。 そして私をあやす私より年上の男の子。 お父さんじゃない違う男の人。 その胸はお父さん以上に安心するもの。 でも誰だったのか思い出すことはデキナイ・・・。 ―――― ―――――