まだ幼い少女。 それなのに既に僕は君に欲情していた。 一目惚れ。 世間一般ではそう言われているこの言葉が今の僕の状態だ。 そう言えば弟の流蛇もロリコンだったし、もしかしたらそう言う素質を持っているのかもしれない。 「ママとパパに会いたいよぉっ。」 しゃっくりを上げながらそう言う女の子の手を取る。 「良いよ。僕が会わせてあげる。」 そう言ったものの、会わせて上げる気なんて全く無かった。 その時点で俺の頭の中には 【監禁】 という言葉が浮かんでいた。 自分の独占欲の強さにかなり、驚いた。