「う…、いや…やだ…行かない……で。はぁ……はぁ…」 呼吸が荒くなって行き、あの時がフラッシュバックする。 「綾香っ…!」 異変に気付いた廉が私に駆け寄る。 「あはははっ、ぜーんぶ僕の計画通り。」 そんな流架の言葉は耳に入って居なくて、廉だって気づいていなかった。