「このお馬鹿ちゃん達は私達が始末するから。お姫様を取り返しなさい。」 す、凄い………。 この人達は圧倒的に強くて敵をどんどんと片付けていた。 「わかりました。」 廉はそう女の人に言うと、私と目を合わせた。 「こんな一杯居たら大変だなあ……あ、蕪木、その子達よろしく。」 いつの間にか廉達の後ろに居た蕪木。 流架は、廉を除く豹兄を含めた三人をヤれと命じた。 「君は………僕と。」 ……クククッ。 廉を指差して言った。