「ストーーップ」 もう諦めました・・。 まあせっかくの海だし・・ね。 タイミング悪く先に海で遊んでいた三人が帰ってくる。 「早く脱いで~」 「脱げ脱げ~っ!!」 陸くんと麗が囃し立て始める。 私はこれ以上めんどくさくなるのも嫌なので決心をした。 さっきまで廉が手をかけていたファスナーに今度は私が手をかけゆっくりと下に降ろす。 皆が見てるせいか顔が熱く恥ずかしくて顔が上げられない。 こんな海の真ん中で公開処刑にしか思えないこの状況。