地味女が巻き込まれました。【下完】




「ヤれ。」



楽しそうに、放った合図。

男達は、廉達に襲い掛かった。



「…すぐ、助けるから。」



一瞬、私の方を向いて廉が私を安心させようとしたのか笑顔を向けた。


そして、直ぐに戦いの渦に入り込んでいった。



「…卑怯者。」



私は沢山の怒号の中、流架を睨み付けた。


私も、この男と―…戦って見せる。