一歩、また一歩。 私は足を流架の元へと進める。 後、一歩。 足を出そうとした時だった。 バンッ!! 大きな音と共に、障子の戸が左右に勢い良くスライドする。 「チッ、邪魔者が来たか。」 私の前に現れたのは、三人の私のヒーロー。