「お前等、馬鹿か?」 その言葉に、出口へと向かっていた足を思わず止める。 「お前等が、一条組に勝てるわけ無いだろう?返り討ちに合って終わるだけだ。」 「…ざけんな…やってみなきゃわかんねえだろ?」 俺は、竜に詰め寄り、竜の服の襟を掴む。 「フッ…、初代でも駄目だったんだぞ…?」 初代とは、つまり、綾香の両親。 綾さんと、香織さんの事。 あの、2人は俺達の伝説だ……。 でも…、その二人が……。 我に返り、掴んでいた竜の襟を離す。