「綾香さんは、一条組の本邸に居て、監禁状態です。」



繰り返される……悲劇。


このまま、黙ってる訳には行かない。


早く、一刻も早く綾香を助けに行かないと…!


俺の中で、焦りが募って行く。



「お前等、行くぞ」



俺がソファから立ち上がって言う。


勿論、俺の後に続き神龍幹部全員が立ち上がった。