バタンッ ハアハアハア…… 特に運動はしていないのに、恐怖感からか息が切れる。 電話は、電話線を切ったのでもう、鳴ることは無い。 だから、部屋に居る限り安心だと油断をしすぎていた。 玄関へと足を掛けた時。 サッ…… 何の音……!? 恐る恐る後ろを振り返る。