「……いっ……」 廉が思わず、痛みに堪えられず声をあげる。 倉庫に戻ると直ぐに廉の治療が始まった。 擦り傷とかそういうレベルじゃないので、私は只、見ていることしかできない。 ………それにしても優の治療してる時のこの顔は何なんだろうか? 口元が怪しく笑みを浮かべていて何だかとても生き生きしている。 優にだけは治療されたくない。 と、心に決めた。