グイッ 更に私と距離を縮め、 「豹くんは元気?後、何で僕の電話に出てくれないの?……だってさ。」 サァァ 全身から、血の気が引いてくのがわかる。 「何で……そのこと……を」 「何でって、あの方シャイだからさ~。直接伝えて置いてって頼まれちゃったんだよね。まあ、元はと言うと電話に出ない君が悪い。」 「あの人は一体、誰なの?……教えなさいよっ!」 男の腕を掴み、詰め寄る。 今、聞かないと知るチャンスはきっと、無い。