「おっと、行かせないよ。王子様の元へは。」 右肩を強く押さえられ、足が止められる。 キッと、そのリーダー男を睨み付ける。 「あの人も何でこんな強気の娘がいいのかね~。ま、とにかくだ。俺は君達を潰す気は無い。今日は忠告をしに来たんだ。」 「忠…告…?」 私は首を捻る、忠告って…もしかして。 「車に書いておいたろ。気をつけろって。」 あぁ…、やっぱりこいつ等だったのね。 車体に落書きしたのは。