皆が、次々と車から降りて行く。 「だ・・大丈夫かな・・?」 相手はどう考えても、廉達の人数の倍以上は居る。 戦況は、圧倒的に不利。 その時、相手の手元にキラリと光が反射した。 ・・・刃物だ。 それを見て、私は思わず体を震わせる。 「綾香ちゃん、大丈夫だから。皆を信じてあげて」 私を、安心させる様に膝に置かれた手をそっと強く握り締める陸くん。