「殺しちゃうよ?」 これが私が起きた瞬間聞こえた言葉。 そして、目を擦りながら前を見るとそこには、お怒りのご様子の竜お兄様。 「りゅ・・・竜?誤解しないでよ・・・?」 「綾香は、黙ってて」 その言葉にシュンとなり何も言えなくなる私。 「廉。起きようか」 優しい言葉使い。 でも、行動は・・黒い。 廉を力付くで私から引っ張り、さすがの廉も、もう半分は私から剥がれている。 でもこの状況でも寝ている廉って・・・。