地味女が巻き込まれました。【下完】





「殺しちゃうよ?」 




これが私が起きた瞬間聞こえた言葉。




そして、目を擦りながら前を見るとそこには、お怒りのご様子の竜お兄様。




「りゅ・・・竜?誤解しないでよ・・・?」




「綾香は、黙ってて」





その言葉にシュンとなり何も言えなくなる私。




「廉。起きようか」



優しい言葉使い。




でも、行動は・・黒い。




廉を力付くで私から引っ張り、さすがの廉も、もう半分は私から剥がれている。



でもこの状況でも寝ている廉って・・・。