地味女が巻き込まれました。【下完】






「綾・・・香・・・」





きっと、それは寝言の続き。



そっか・・・私に向けての言葉・・・か。




もしかすると、廉は私の為に一緒に寝てくれたのだろうか?




私の孤独感・寂しさに気付いてくれたのだろうか。




確信は無い。



でも、そういう気がした。



廉は優しい・・から。