やっと、静気さを取り戻した部屋。 でも、私の頭の中には未だにあの音が残っている。 私はその日、一睡も出来なかった。 「あぁ・・もう、朝・・ね」 窓に差し込む朝日。 完全に太陽は登りきっていた。 私は眠気と疲れでコンディションは最悪。 でも、学校には行かないと。 食欲が沸か無いので、朝食は取らない。 そして、重い足取りで準備をして直ぐに家を出た。