「…小さいのに、足をプルプルさせながら背伸びしてる姿が本当可愛くて…」 翔くんは喋りながら、カウンターに突っ伏す たぶん、照れ隠し… だって、耳が真っ赤だよ? 「一人で無理して頑張ってる姿見て、放っておけなくて…俺が守りたいって思った」 そして、私も翔くんに負けないくらい赤い顔だと思う 「比奈…返事をください」 顔を上げた翔くんが私を見る 返事をください それは、きっと告白に対してのだよね 翔くんが、はっきり私を好きと言ってくれた 次は私の番です 「翔くんが…好きです」