────
───
──

「……ご……」


マミ……愛してる。



「……とうご…!」


温め合おうよ、二人で。



「……冬瑚!!」


「んー…マミぃ〜…」


「誰かマミーだ!早く起きろ!!」


「──んあっ!?」



よく聞き慣れた怒鳴り声と共に、俺の体が冷気にさらされる。


ビックリして目を開けると、俺の掛け布団を剥がし、眉間にシワを寄せて仁王立ちしたタツ兄の姿が飛び込んできた。



……あれ?

今の……夢??