連れてきたのは某有名ブランド店。 俺もたまに来るところだ 戸惑う真琴の背を押し、店員に後を任せた。 もちろん、パーティー用のドレスや靴、小物を揃えるためだ。 何着かドレスを着てもらう。 「こっちも着てみて」 「あの…えっと…」 「何?嫌いな色?」 「そうじゃなくて…」 淡いサーモンピンクの可愛いドレスだ。 色の白い真琴に似合うと思うけど。 俺の行動に戸惑っているようだが、そんなのお構いなしに試着室へ押し込む。