「あなたは、女の子でしょ?どうして男装なんてしているの?」
「っへ?!」
突然の質問に変な声が出てしまう
「ち、違いますよ!僕はれっきとした男です!」
男に見せようと必死で振る舞う楠葉をふぅん…と笑みを浮かべながら見ていた女の人は次の瞬間目にもとまらぬ速さで楠葉の後ろに回り込むと両手で楠葉の胸をわしずかみにした
「ふ、ぎゃあぁー!」
「ほらぁ、女の子でしょ?に、してもあなたいい乳してるわね」
「ひゃっ、やめ、やめてくださぃ…!」
その声ではっとしたのか、ごめんごめんと謝りながら女の人は手を引っ込めた
「ごめんなさいね、かわいい子を見るとつい手が出ちゃうのよ。お詫びになにか辻本屋でおごってあげる」
ふふふ、と笑う女の人はなんだかお梅さんに似ている気がしてこっちもつられて笑ってしまう
「あ、やっと笑ったわね。あなた名前は何て言うの?」
「楠葉です」
「楠葉ちゃんか…、いい名前ね。あたしは明里ってんだよ。って、いけない。それは前の名だった…。今は、信っていうの。よろしくね」
「お信さん?ですか…」
「そうそう。じゃあ行こうか」
「はいっ」
にこりと笑うお信さんはなんだか少し寂しそうだったのは気のせいだろうか…?
「っへ?!」
突然の質問に変な声が出てしまう
「ち、違いますよ!僕はれっきとした男です!」
男に見せようと必死で振る舞う楠葉をふぅん…と笑みを浮かべながら見ていた女の人は次の瞬間目にもとまらぬ速さで楠葉の後ろに回り込むと両手で楠葉の胸をわしずかみにした
「ふ、ぎゃあぁー!」
「ほらぁ、女の子でしょ?に、してもあなたいい乳してるわね」
「ひゃっ、やめ、やめてくださぃ…!」
その声ではっとしたのか、ごめんごめんと謝りながら女の人は手を引っ込めた
「ごめんなさいね、かわいい子を見るとつい手が出ちゃうのよ。お詫びになにか辻本屋でおごってあげる」
ふふふ、と笑う女の人はなんだかお梅さんに似ている気がしてこっちもつられて笑ってしまう
「あ、やっと笑ったわね。あなた名前は何て言うの?」
「楠葉です」
「楠葉ちゃんか…、いい名前ね。あたしは明里ってんだよ。って、いけない。それは前の名だった…。今は、信っていうの。よろしくね」
「お信さん?ですか…」
「そうそう。じゃあ行こうか」
「はいっ」
にこりと笑うお信さんはなんだか少し寂しそうだったのは気のせいだろうか…?

