「答えないか…、なら力づくでも吐かせるまでだ」



じょじょに近づいてくるやつの顔が月明かりに照らされる



「その顔っ!?」




男の顔には見覚えがあった
むしろずっと忘れることなどできなかったあの男…




奴は
両親を殺した男にそっくりだった




両親が死んだ
祐も死んでしまった…


大切な人達をみな殺された


楠葉はその憎しみをぶつけるかのように男に向かっていった




刀を振り上げ男に斬りかかったが奴はスラリとかわしたそれどころか手を捕まれ後ろで纏められてしまった


「小娘、この程度なのか?これでは俺には勝てまい。結局お前は弱いのだ」





ふっと鼻で笑うと
男はあたしをその場に押し倒した



「しかし、俺はお前に興味がある。その強さ、そしてその格好もなっ。とりあえずこの訳の分からない着物は剥ぎ取って見るしかあるまいな」




そう言うと男は
組引いたあたしの首筋にしゃぶりついた


嫌がるが男と女では力に差がありすぎる…


そのまま
奴は嫌がるあたしを犯した