赤くなるお梅を見て一笑すると芹沢は話を続けた
「だかな、そんな俺は世間では許されるはずもない
この間新見が死んだだろ?
あれは合図だよ…」
「合図?」
「あぁ…
多分会津か、それか試衛館の奴らがそろそろ俺を野放しに出来なくなってきたんだろ…
俺を殺すにあたって始めは右腕の新見からってとこだろ」
「そんなっ!だってその悪行は全て壬生浪士組のためにやってきたことじゃないか!!」
「あぁ、そうだなお梅…。だがその事を知るのは俺と近藤とお前くらいだからなぁ」
「でもっ!」
「お梅…。俺はここが居場所だと思っている
元々武士なんぞ身分掲げてるだけでなんも働かねぇ者だと思ってた
だがな、そんな武士に憧れて農民から這い上がってきたのが近藤だ
あいつは本物の武士より武士らしいぜ…
この京にはあぁいう武士が必要なんだ
俺のせいでこの壬生浪士組を潰すわけにはいかねぇだろ?
なぁ、お梅…
俺はお前には生きてほしい
俺といたらお前も殺されちまう
だから、やっぱり今からでもお前は…」
「旦那っ…、言っただろ?あたしはあんたといれるだけで幸せなんだ。愛した相手と死ねるなら本望さ
たとえ地獄へだってついていってあげるからさ」
「お梅…」
「でもちょっと気掛かりがあるんだけど…」
「ん?なんだ」
「うん、楠葉ちゃんのことなんだけど…」
「あぁ、あの娘か。あいつがどうした?」
「楠葉ちゃん、あたしが死んだらきっと殺した相手を憎むわ
あの子ぼーっとしてるように見えてそういうとこの執着は凄まじいの
もし、それが試衛館の人だとわかったら…」
「だが、これは避けられねぇ局面だぜ?」
そうしてあたしは悩み抜いた末に楠葉ちゃんに1枚の手紙を残した
試衛館の人達を恨まないように
彼女が壊れてしまわないように
「これでよしっ!」
こうしてあたしは例の日を迎えたのだった
「だかな、そんな俺は世間では許されるはずもない
この間新見が死んだだろ?
あれは合図だよ…」
「合図?」
「あぁ…
多分会津か、それか試衛館の奴らがそろそろ俺を野放しに出来なくなってきたんだろ…
俺を殺すにあたって始めは右腕の新見からってとこだろ」
「そんなっ!だってその悪行は全て壬生浪士組のためにやってきたことじゃないか!!」
「あぁ、そうだなお梅…。だがその事を知るのは俺と近藤とお前くらいだからなぁ」
「でもっ!」
「お梅…。俺はここが居場所だと思っている
元々武士なんぞ身分掲げてるだけでなんも働かねぇ者だと思ってた
だがな、そんな武士に憧れて農民から這い上がってきたのが近藤だ
あいつは本物の武士より武士らしいぜ…
この京にはあぁいう武士が必要なんだ
俺のせいでこの壬生浪士組を潰すわけにはいかねぇだろ?
なぁ、お梅…
俺はお前には生きてほしい
俺といたらお前も殺されちまう
だから、やっぱり今からでもお前は…」
「旦那っ…、言っただろ?あたしはあんたといれるだけで幸せなんだ。愛した相手と死ねるなら本望さ
たとえ地獄へだってついていってあげるからさ」
「お梅…」
「でもちょっと気掛かりがあるんだけど…」
「ん?なんだ」
「うん、楠葉ちゃんのことなんだけど…」
「あぁ、あの娘か。あいつがどうした?」
「楠葉ちゃん、あたしが死んだらきっと殺した相手を憎むわ
あの子ぼーっとしてるように見えてそういうとこの執着は凄まじいの
もし、それが試衛館の人だとわかったら…」
「だが、これは避けられねぇ局面だぜ?」
そうしてあたしは悩み抜いた末に楠葉ちゃんに1枚の手紙を残した
試衛館の人達を恨まないように
彼女が壊れてしまわないように
「これでよしっ!」
こうしてあたしは例の日を迎えたのだった

